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つぶやき アーカイブ

2009年1月22日

「ドリームマネージャー」読書メモ


モチベーションマネジメント本として読みましたが、もっと根本の部分に持ってしまっていた偏見が覆された気がします。

「社員の本質的な原動力とは何なのか。会社と社員が一緒に繁栄するために、会社は社員の何をサポートすることが最も効果的なのか。短期的にコストにしか見えない施策が、いかに長期的には会社のためになるのか」が、建て直しを図るある会社の物語の中で語られています。

理論だけを理屈で解説しているのではなく、物語になっていることが大変素晴らしかったです。
それぞれの施策に対して、様々な立場の社員がどんな感情を抱き、どのような行動に促されていったのか、それにより周囲にどのような変化が生まれていったのか、が流れるように伝わってきました。

「具体的な施策を集める」ような読み方をするつもりでしたが、そうではなく「各施策にどんな想いを込めたのか、どんな気持ちで接したのか」に注目するべきと感じました。

施策の1つ1つは現実的でないようにも思えますが、その中の要素には本質的で実行可能と思えることが多々ありました。

以下は気づきメモ。
・企業の利益と社員の利益は相反するものではない
・社員が仕事にも会社にも同僚にも愛着を持てなくなってないか
 その状態は明らかにもっと出せるはずの成果を潰している
・やる気のない社員が周囲に及ぼす悪影響はかなりの損失を生んでいる
・社員の最大の目標は「なりたい自分になること」
・現場の社員は知っている。知らないのは上層部だけ。
・隠したとしてもどんな気持ちで社員を考えているかは滲み出ている
・離職コストはその社員の年収以上になることもある
・施策自体より社員の苦労を理解しているという姿勢が伝わることが重要
・解決すべきは「仕事(会社)に未来が見出せない」
 「ここで働くことが自分の望む未来につながる」と信じられるかどうか
・生きるための戦いに足を取られて夢を見ることをやめてしまう
・ドリームマネージャーは社員の個人的な夢に親身になって相談に乗り
 実現のための計画作りをサポートする
 内部の力関係から疎遠な外部の人間が適任
 夢にはお金が絡むことが多いのでファイナンシャルプランナーの
 素養があった方がよい
・夢の実現に手助けしてくれた存在には感謝が生まれる
・社員に感謝される会社をつくる
・「あなたの夢は何ですか?」
・大切なのは完璧なことではなく、自分が進歩していることに気づくこと
・お金を管理できない人はお金がそもそもない人と豊かさにおいて何も変わらない
・経済的な悩みは人の心に大きな影を落とす
・夢をかなえるためにお金を管理する
・「あたしの夢を尋ねてくれる人すらいなかった」
・興奮と喜びには伝染する力がある
・本当に認められていると感じていればどんなことも厭わずにやるものだ
・プロセスへの全員参加に勝る施策はない
・社長がひと月休んだとしても会社がより良くなっているだろうと確信が持てる
・人は夢を気兼ねなく話せる人を必要としている
・在籍が長いから選ばれるサッカーチームなどない。管理職はベストメンバーである必要がある
・夢を見る文化
・社員の病欠と遅刻は80%削減され、消耗品の年間消費量も大幅に減った
・社員全員がプライベートの時間に得意先を開拓するようになった
・感謝している会社のためになる行動を選ぶようになる
・評判は評判を呼び人材募集広告など必要なくなった
・取材で引っ張りだこになり世の中から注目される
・取引先だってそんな会社と取引がしたい
・夢がかなった人間は他人の夢に手を貸そうとするようになる
・本当の貧しさをは機会が与えられないこと
・「この会社での昇進が難しい社員には新しい活躍先で夢をかなえられるよう手助けするべき」
・離職率0は逆に危険
・ここが行き止まりではないと考えるようになる
・結果的に常に良い人材が留まることになる
・社員は家族であるからこそ巣立ちを認めるべき
・社員の多くは「いいように利用されている」と考えるもの
・夢への情熱は伝染し助け合いを生む
・夢を知ればその人への敬意と親近感も生まれる
・他人の夢がかなった時の充実感は自分の時以上のこともある
・会社が社員の夢実現を阻めば、社員も会社の理想実現を阻む

▼施策一覧
・匿名不満アンケート
・結果を元に大きな不満の元を解消
・夢アンケート 
・ドリームマネージャー設置
・もう一度夢を考える機会を与える
 やりたいこと、行きたい場所、大切にしたい人間関係、実現したいこと
 を現実の制約を壊して全て書き出す
・現実的に実現するための計画を共に作る
・英会話講師を週2で招いたり、法律事務所に格安で相談できるようにしたり
・社員の子供たちをドリームマネージャーと面接できるようにする
・休憩所は実現した夢の写真でいっぱい
・ドリーム基金の創設
・自社で物足らなくなった社員の転職先を探してあげる
・夢の発表会をする

上記のキーワードに興味を持たれた方は、
ぜひ物語を通して読んでみることをお勧めします。

絡み合っている多くの要素について考えることにこそ
価値があるように思いました。


  




2008年4月 1日

アレは僕ではありません

※4月1日が終了したので、こちらのコンテンツは削除させて頂きました。
  また来年もよろしくお願い致します^^





2008年1月12日

届けたい価値

読んでいた本の中でふと出会った一節。

「母が死にました。
 何も親孝行できなかった。
 いるのが当たり前だと思っていた。
 もう少しやさしくしてやればよかった。
 肩のひとつでも揉んでやればよかった。
 100円ショップで買ったカーネーションを喜んでいたなあ。。
 どんべえが好きだったなあ。。
 バナナももみじまんじゅうももう食べさせてやれない。
 最後の言葉が「早く帰ってきて」だったなあ。。」


効いた。。


決しておろそかにしてたわけじゃないけど
「まだ絶対ないだろ」って感覚でいた自分にハっとしました。

ここで気づかせてくれてありがとう。
電車の中での意図せぬ出会いに素直に感謝しました。

自分の今の状況では気づきにくいもの、
自分の世界だけでは気づくのに時間のかかるもの、
どんなに時間をかけても自分の場所からは気づけないもの。

それらに出会った時、私たちは大きな変化をもらったことになる。
「ありがとう」と素直に感謝できる。
それほどの価値の出会いをもらったということ。


私たちが今世の中に届けようとしている価値とはそういうことなんだ。
集合知によって、個人の限界を超えて、
感動モノの出会いが流通していく仕組みを創るということなんだ。

枝も大切だけど幹を忘れずに明日も頑張ろう。




2007年4月30日

プロフェッショナル

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今日とあるパフォーマンスに出くわしました。

台の上にボール>板>積み木2段>板と積んで、その上に乗って火のついた棒でジャグリングしてました。

他にもいろいろやっていたのですが、何がすごいと思ったかって、周囲のギャラリーがもの凄く盛り上がってたんです。

結構失敗するんです。
サムイことも言うんです。
振ったギャラリーがそっけないリアクションしてシーンってなったりするんです。

でも、彼はそれを見越して絶妙に返して笑いに変えるんです。
かなり準備されていたんです。

「今日はあの客がそっけなかったから散々だったな」って言う人と
「そっけないのも計算済み。そしたらこうすればウケるよね」って言う人の差を感じました。

自分の努力次第ではどうにもならない外的要因って必ずあると思うんです。
そこがどうなっても大丈夫なように、リスク認識して、回避策を準備して、それでもヤバいリスクは最初から切り捨てるっていう行動ができるのがプロだと思います。

「ギャラリーを楽しませる」って最終目標を何が何でも実現するためには、それは必要不可欠なことだからです。

彼は本気だということが熱く伝わってきました。

僕はたった10分ちょっとの出会いにもかかわらず、彼を尊敬し、友人の結婚式には紹介したいと思い、連絡先を聞いてしまいました。

本気の想いは人を引き寄せ、どんどん味方にしてしまう魔力があるのかもしれません。




2007年4月 1日

仕組みの大切さ

最近多様化されたニーズに応える面白いコンセプトのマンションが出てきています。

「頭の良くなる家」をコンセプトにしたマンションでは、とことん「コミュニケーション」を促進する工夫がされていました。


頭の良い人たちを対象にした調査(この定義知りたいねw)によると、家族のコミュニケーションが豊かな家庭が圧倒的に多かったからということでした。

勉強するにしても個室に閉じこもるよりも、家族のいるリビングで気軽に「これどーゆー意味?」と多角的にやり取りできる方が吸収される幅は違ってくるのでしょうね。

そのマンションの具体的な工夫というのは
・玄関から入ったら必ずリビングを通る造り
 顔を合わせるというのは全てのコミュニケーションの土台として重要ですね。
・リビングに大きなホワイトボードがある
 気軽に共同作業ができる手段がないと面倒で省いちゃったりしますもんね。
・子供の部屋に家族共通の本棚を置く
 お互いの興味を知ることができる。他人の視野に触れるキッカケですね。
などなど。(他にあった気がするけど忘れちゃった。。)

ほんとちょっとした違いなだけですよね。
でも想像してみると10年を過ごした後には大きな違いが生まれてる気がします。

「導線を用意してやる」
つまり仕組みを創ってあげることが重要なのですよね。
その上に乗っかった人たちが自分たちで意識しなくても、自然と導かれていくのです。
行動だけでなく意識も含めてね。


僕はイントラブログでこれをやりたい。

価値を感じていないユーザーたちが試しに使っているうちに自然と導かれて、コミュニケーションが促進され、認知される喜び、仲間を得る喜び、他人の視野に触れる喜び、それらとの出会いにより人生が変わる喜びにまで導かれるシステムを創りたい。

そのためには「導いて」やらなければならない。
押し付けだけじゃ誰もそっちに進んでくれない。進めない。

使う人の立場にとことん立って、どうしたら便利に感じて使うようになるか、どうしたら楽しくて使うようになるか、どうしたらこちらの意図している感動ポイントまで辿り着いてくれるのか、どこがつまづきやすい道でどれくらいならしておくべきか考えないといけない。

今のイントラブログはかなり便利なシステムになっていると思います。
カスタマー調査レポートでも「より良くなる要望」はあるものの、機能満足度は非常に高い結果が出ました。
営業やサポートの対応も非常に評価が高く、これまでのみんなの頑張りの成果が確かに現れてきているのだと思いました。
(普通カスタマー調査って改善してもらいたい気持ちから厳しくなりがちですからね。それにもかかわらず褒めてくれるコメントが非常に多かったのには感動しました。)


ただ、そこからさらに改善ポイントを探してみると、
注目すべきは「製品は良いのだが、自分たちが不慣れなため利用が思うように促進できなかった。運用方法の手本や相談しあえる場があればいいのだが」という声が多かった点。

たしかに運用者向けブログやSNSを運営するという手もあります。
しかし、根本的解決は「使ってるだけで自然と楽しくなってもっと使うようになるシステム」にさらに改善していくことだと思います。
そして、そこらへんの機能は他社も取り組めていない部分だと思います。

例えば、
書いたことにフィードバックがあれば単純にうれしいですよね?
「面白い」とか「役に立った」とか「感動した」とか反応が返ってくるとまた書きたくなります。
そして、それが統計化されランキングされポータルに載れば、全然関わりのない人も「いい記事」に出会うことができます。

引き続き書いてくれれば、それを読み続ける中で自分もネタあった時だけでも書いてみようかなって人が徐々に出てきます。
名前から顔や座席がわかる導線が用意されていれば、書き込みがキッカケでリアルなコミュニケーションにつながり、「あ、こないだはコメントありがとう」「あのアイデア面白いですね。よかったら知り合いの専門家を紹介しますよ」などのように人生を変える出会いが生まれることさえあります。

「初期から書く少数派の人たち」が書かなくなっていったら悪循環になってしまうことを考えると、仕組みとしてはちょっとの違いが大きな違いではないでしょうか。




内野 匡裕

内野匡裕
イントラnewsingのプロダクトマネージャーをしています。
企業と社員が互いの可能性を拡げ合い、毎日をワクワクできる社会の実現を目指しています。
趣味はサーフィン、旅、ヅラ(秘)

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