最近、その意味の成り立ちについて少し考える言葉が。
それが、「始末」という表現。
文字通りで考えると、「はじまり」と「おわり」という意味。
現在では、処理をする、片づけるという意味合いのほうがよく使われます。
また、「始末に負えない」「ひどい始末」など、悪い結果としての用途もあります。
本来は「事の顛末」「物事の全体」を意味する言葉だったと思うのですが、
それがなぜか負の要素が強まって伝わっています。
これは、その言葉が使われてきた背景が影響しているのでは、と。
まず、やはり「始末書」の印象が大きいかと。
その発生に謝罪や懲罰という結果が付きまとうことが多いため、どうしても悪い印象になる。
なので、始末という言葉自体も同じように負の方向に傾いていく。
そして、もうひとつ。
時代劇の影響もあるのではないかという斬新な説を。
謀略、口封じなどで人を殺める際、「始末」という表現が飛び交います。
「人の死=負」ということで、これまた印象がそちらの方向に。
こうして言葉自体の意味が悪い状況を表現するようになりました、と。
(=゚ω゚)ノ 実際のところは学者さんにでも聞いてみないとわかりませんがね

