モバイル特有のHTMLタグは有効なのか:マーケティング - CNET Japan
2001年にヤフーが出願した「ウェブ検索サービス技術」における特許文献にはモバイルサイトとしての適合性を判定する指標についての記述がある。この適合性ポイントが高ければ、検索エンジンはそのコンテンツをモバイルサイトとして認識し、モバイルサイト用の検索結果に表示させる。
特許情報はすべて特許庁のサイトで詳細に公開されています。ということで、公開されている特許情報の元情報を探して見てみました。「特開2002-259432」という文書番号のもののようですね。出願が2001年ということでいまのモバイル業界の歩みの速さからすると相当古い情報だし、実際に今どのような実装がなされているのかは分かりませんが、考え方として分かりやすくていいですね(特許権の侵害には気をつけましょう)。モバイルサイトっぽいかどうか、という観点でさまざまなポイントから加点・減点方式でポイント付けをする方式のようです。
以下個人的に気になったところを抜粋。
【0016】■iモード向けサイトに特有のタグ等:5ポイント 例えば、iモード向けWEBページでは、""の後に所定範囲内の2バイトの数値を指定することにより絵文字を表現することができる。したがって、記号""に続けて上記所定範囲内の数値を含むWEBページはiモード向けサイトであると判断できる。そこで、"[XXYY]"(XXYYは上記の2バイト数値)には、適合ポイントとして5ポイントを付与することとしている。同様に、タグ<A accesskey >、<A href="tel:~>、<INPUT ... istyle~>"はiモード向けサイトのみで用いられるため、これらについても5ポイントを付与することとしている。【0017】■iモード向けサイト・パソコン向けサイトに共通に用いられるタグ等:1ポイント
タグ<A ~>(上記の<A accesskey ~>、<A href="tel:~>を除く)、<BASE~>、<BLOCKQUOTE>等は、パソコン向けサイトおよびiモード向けサイトに共通に用いられるタグである。すなわち、これらのタグを含んでいるからといってiモード向けサイトであるとはいえないが、少なくとも携帯電話機16での表示には全く問題がない。そこで、これらのタグには適合ポイントとして1ポイントを付与することとしている。【0018】■iモード向けサイトに含まれることは有り得ないが、含まれていても携帯電話機での表示に支障がないタグ等:0ポイント
タグ<ADDRESS>、<BIG>、<CODE>等は、パソコン向けサイトにしか用いられないが、これらのタグが含まれていても、携帯電話機16での表示には特に支障はない。すなわち、携帯電話機16への適合性に関しては中立であるので、適合ポイントとして0ポイントを付与することとしている。【0019】■携帯電話機での表示に悪影響を与えるおそれのあるタグ等:-1ポイント
例えば、タグ<CAPTION>や<TABLE>はテーブル表示に関して用いられるタグであり、携帯電話機16での表示を乱す可能性がある。このように携帯電話機16での表示に悪影響を与えるおそれのあるタグには、適合ポイントとして~1ポイントを付与することとしている。【0020】■パソコンでの閲覧を前提としたタグ等であって携帯電話機での表示に悪影響を与えるおそれが大きいタグ等:-3ポイント
タグ<FIELDSET>、<LEGEND>はフィールドに関するタグであり、また、<LINK>はスタイルシートに関するタグであって、何れも、携帯電話機16での表示に携帯電話機での表示を乱してしまう可能性が大きい。このように携帯電話機16での表示に悪影響を与えるおそれの大きいタグには、適合ポイントとして-3ポイントを付与することとしている。【0021】■携帯電話機での表示に重大な障害を与えることが確実なタグ等:-50ポイント
例えばタグ<APPLET>はJAVA(登録商標)アプレットを指定するためのタグであり、また、タグ<AREA>はクリッカブルマップを指定するためのタグである。これらのタグを含んだWEBページを携帯電話機16で表示しようとすると、レイアウトが大きく乱れる等の悪影響が出ることは確実である。また、WEBページにおいて用いられている文字コードがSJIS以外のコードであり、あるいは、WEBページのメディアタイプが"text/html"、"text/plain"、または"image/gif"以外である場合は、携帯電話機16では表示を行うことができない。このように、携帯電話機16での表示に重大な障害を与えることが確実なタグ等は、携帯電話機16への適合性が全くないので、適合ポイントとして-50ポイントを付与することとしている。なお、WEBページで用いられている文字コードは、WEBページデータを解析することにより検知される。また、メディアタイプは、ロボットエンジン部20がWEBページへアクセスした際に、そのWEBページへメディアタイプを問い合わせることにより取得される。【0022】 ■データサイズが表示可能な上限値を超える場合:-50ポイント携帯電話機16で表示することが可能なWEBページのデータサイズには上限が定められており、WEBページのデータサイズがこの上限サイズ(例えば5kバイト)を超える場合には、携帯電話機16で閲覧することはできないと。そこで、WEBページデータのサイズが上記の上限サイズを超える場合には、適合ポイントとして-50ポイントを付与することとしている。
【0023】なお、図2のポイントテーブル22aに示すポイント設定は単なる一例であり、各適合ポイントが、携帯電話機16におけるWEBページ表示への適合度を反映するように、適宜定めればよい。







