Social Graphのセミナーに行ってきた。

ゼロスタートコミュニケーションズさんが主催の「Social Graph~新しいネットの潮流~」というセミナーに参加してきました。

このところCNETでSocial Graph関連の記事を重ねている山崎さんと伊地知さんの2人が登壇して直接語ってくれる、という場。

 

なかなか刺激の多い話が聞けました。

  • Social Graph、Open Social、OpenIDといったあたりの動きが最近活発。今後一気に普及しそうな勢い。

  • それに加えてData Portabilityがこれから一般的になる。きっと。Data Portability = ユーザー情報は、ユーザー自身の所有物であって、それを登録したサイト内だけのものではない、ということ。

  • これらに対応するサービスが増える = サービス間でSocial Graph情報のやり取りをができる環境が整っていく。

  • それを経て実現可能になるのが、行動ターゲティングを超える新しい広告リコメンドアルゴリズムである。Social Media Marketing

というのが私の感じた話の大筋。

トピック的なところでは、

●Social Graphが普及したときの、あたらしいリコメンドの具体例。

たとえば楽天でパソコンを購入して、その後Amazonにアクセスすると、Amazon内でパソコンラック購入をリコメンドされる、という姿。
これを実現するには、
(1) OpenIDのようにサイトをまたいでユーザーを同定できる仕組みがあって、楽天とAmazonとで共有されている
(2) そのユーザーの楽天での行動情報を入出力できるプロトコルが定められていて、Amazon側でそれを参照できること(=Open Social)
という仕組みが必要。この仕組みが、今後採用するサービスが増えてどんどん普及していくでしょう、ということです。

●OpenIDアツイ。ホント?

Y!、Google、Microsoftといった大手がOpenIDに賛同。ちょうど昨日mixiも対応を発表。以前よりさらにますます、OpenIDへの追い風がある。
でもその一方で、伊地知さん自身、OpenIDのアカウントは持っているけど実際にはほとんど使っていない、使う機会がない、とのこと。ユーザーにとってOpenIDを使うことのベネフィットがまだ見えづらいのも事実。

●行動ターゲティングの限界と、Social Media Marketing。

ユーザーの行動履歴情報をインプットにしてリコメンドを行うのが行動ターゲティング。Social Media MarketingはOpenIDを軸にして対応サイト内での行動情報が取得できることに加えて、明示的リンクから暗示的リンク情報をあぶりだしてインプットに加えることが可能。(cf. mixiの「おすすめマイミク」アルゴリズム)
構想としては異議はないが、今すぐにそれが実現できるかというとまだ1,2年は環境の整備が追いついてこないんじゃかなーなんて思った。

 

いろいろと自分の脳内でアイデアが広がるいい機会になりました。ひとまずはセミナー参加感想としてここまでにて。




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平島浩一郎
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