Open Socialと、mixi賛同の件。

ここんとこいろいろ動きが激しいですね。
今月頭にGoogleがOpenSocial構想を発表して、その翌日にmixiがOpenSocialに賛同するプレスを出した件について、所感。

 

このへんの記事が、一連の動きや各者の意見がよくまとまっていて分かりやすいです。(いつもお疲れさまです!おお助かりです。)
チミンモラスイ? : "OpenSocial"の余波
グーグルOpenSocialに関するブログのまとめ。 | 世界を巡るFool on the web

 

いろんな切り口から語られていて、ごっちゃにすると頭がぼんやりしそうですが、ここでは「OpenSocial構想がもたらすもの」と「mixiが賛同表明したこと」とに分けて考えてみる。この両者はだいぶ別モノです。

 

「OpenSocial構想がもたらすもの」

SNSの関係性データが使い放題になる、なんて思われたりしてるみたいですが、OpenSocialで具体的に定められているのは
・プロフィール情報(ユーザー・データ)
・友達情報(ソーシャル・グラフ)
・活動情報(ニュースフィード、その他、実際の活動)
の、アクセスの仕方を統一しましょうということ。各SNSサービスが持っているすべての情報がとりほうだいになる、ってわけではなさそうです。

たけまる / OpenSocial Protocol によると、友達情報(ユーザーのリンク情報)なんかは利用しやすそうですが、プロフィール情報や活動情報はテキストで記述されていて、アクセスの仕方は決められていてもコンテンツの書式はフリーフォーマットな様子。ちょっとイマイチ感。

 

この構想の恩恵を受けるのは、すでにSNSサービスを提供している人たちよりも、中小のコミュニティサイトではないかと思います。
とくに、ユーザー同士のあいだに「お気に入り」「お気に入られ」の関係性を持っているもの。
具体的には、sixapartやamebloとかのブログサービス事業者各社や、skypeなどのメッセンジャーサービス、twitterとその仲間たち、など。あ、newsingもですね。
ユーザー同士の関係性が横断的にできるようになることで、たとえば「あたらしくtwitterを始めてみたので、自分のskypeコンタクトリストの人たちを全員followerに加えちゃえ」、なんて機能が実装されていくと思います。

 

ビジネス的なこと、、、はいまいち僕にはよくわかりません。
広告ネットワークの縄張り争いが激しくなりそう?
オークションサイトとかにもOpenSocialの波が押し寄せてきたらまた面白そう。
広告とか物販とかを専門でやっている人たちにとっては、OpenSocialを利用した新しい広告企画が次々とブレストできそうな気がする。

SNSの関係性データをもとにして、ユーザーに最適なコンテンツマッチ&リコメンドを!という意見をちらほら見つけましたが、
今回のOpenSocialの仕様だけだと、まだちょっと遠いかなー。別途、文章解析によるマイニングや、cookie等によるプラスアルファの行動追跡の技術が必要になるのではと思います。

 

「mixiが賛同表明したこと」

「OpenSocial」に賛同する、ということよりも、「APIを公開する」と宣言したことのほうが大きな転換です。そのAPI仕様がOpenSocialかどうかは、mixi以外の国内SNSサイトがOpenSocal対応していくまで、いまいちユーザーへのメリットはないのではないでしょうか。

API公開することでの大きなことといえば、これまで勝手にスクレイピングしていたmixi graphみたいなアプリケーションが、APIを利用して正々堂々と開発できるようにな、ってことですかね。「それPla」の威力もこれからは半減してしまうのでは。w

mixi自身にとってのメリットが、イマイチ自分には理解できていなかったりするんですが、もしかすると最近のYahoo!Japanのように、極端にオープン化戦略へ舵取りを変えてくるのでしょうか。(誰か教えてー)

 




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