iPhoneをいじってみて雑感。

先日会社にやってきたiPhoneをちょくちょく触っていて、感じたことをまとめてみる。

 

iPhone

 

■UIは文句なしにスバラシイ。

何の予備知識ナシに端末を「はい」って渡されても、すぐに使いこなせてしまうこの使い勝手はスバラシイの一言。
初めて触る人に見せるとどの人も、指2本で拡大縮小すると「おおっ!」、天地を回転させると画面表示も連動して回転するのを見て「おおおっ!」と驚きの声を上げてしまう、この「wow!」なサプライズもスバラシイ。
ボタン装置は1つだけにして他のすべてをタッチパネルのなかに押しこんだUI設計、だけでなく、触ってからの軽快なレスポンスを実現しているのも、体感操作性におおきく寄与してる。

 

■PCサイトがかなり快適にフルブラウズできてしまう。

この使い勝手のいいインタフェースのおかげで、携帯電話でありながらPCサイトがスムーズに見れてしまう。となると、ケータイ限定のサイトが意味なくなるかも、という意見をちらほら聞く。

長期的にはそうなると思う。

が、それがいつごろの時期になるかというと、少なくとも2-3年以上は先でしょう。高校生大学生あたりのユーザー層へ、iPhoneのような携帯電話が広く普及するようになるにはまだもうちょっと遠い話。

というかむしろ、PCか、携帯か、でネット世界が分かれていること自体が不自然な状態だと考える。
現在でも、PC向けサイトは横幅サイズが広がる方向にあるが、モバイルPC端末とかwiiとか、ディスプレイサイズが小さい様々なデバイスからアクセスされる機会も増えている。「ケータイサイト」というくくりというよりは、表示デバイスに応じて見た目を切り替えるような技術が今後もっと進むのでは。
あともちろん、「iPhoneでPCサイトがスムーズに閲覧できる」というのとは別に、「iPhoneで閲覧するのに最適化されたサイト」というのもあるのかと。

 

■ケータイサイトならでは世界観。

上記に対して、文化圏的なはなし。
オトナのみえないところで楽しくやりたい若者(中高生)は、いつの時代も普遍的に存在するでしょう。
ただそれは、今後もずっと「携帯電話」に限られた世界の中である必要はなくて、時代に応じてその舞台は変わっていくもの、だと考える。10年くらい前にポケベルで見知らぬメルトモを作っていたような年代層が、その後携帯電話でメルトモを増やすようになって、今ではプロフだとかブログとかでやりとりするように進化している。最近は学校裏サイトの話題なんかもちょくちょく耳にする。

そういうものは得てして、使い勝手が多少悪くても、使う人は使い続けるもの。初心者への障壁の低さはもちろんだが、上級者にも不満を感じさせない機能網羅性や高度なカスタマイズ性、一見さんには見つからないような制限性、あたりの条件を満たすようなものが新たに出てくれば、いまのケータイを軸にしたビジネスはがらりと変わりそう。

 

■話がそれたがiPhone。

時代を何世代も先に行くような、恐ろしく完成度の高い製品です。デバイスやさんたちはまさにいま大慌てでしょう。いまweb制作をしているようなコンテンツやさんにはまだすぐに影響はないでは。音楽とか動画とかのステークホルダーな人たちはまた違うかもしれませんが。
携帯電話だけにとどまらず、デジカメとか電子辞書とかゲーム機とかATM端末とか、別のジャンルにもあーいうインタフェースが広がっていかないものですかね。

iPhoneをきっかけとして、これからもっともっとオモロイモノが世の中に増えるとよいなー。

人々に熱狂的に使ってもらえるようなプロダクトを作ること、そーいうのにはある種のアコガレを感じます。自分も目指していきたいものです。

 



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平島浩一郎
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