こんにちは。プログラマーとデザイナーとのブリッジ的立ち位置、なんて揶揄される最近のヒラシマです。本人どちらもあまりよく分かっていません。^^;
さて。今回は、
大量の画像を、同じようにPhotoShopで加工する処理をラクにおこなう方法について、です。
以前、イラストレーターで処理するときに、JavaScriptでスクリプトを書いて処理する方法を紹介しましたが、今回はフォトショップでの処理を対象に行います。
PhotoShop CS2では「アクションの記録」「ドロップレット作成」がサポートされているので、これの機能を活用してみます。ちなみにWindows版でのお話。
「アクションの記録」は、PhotoShop上で行った一連の操作を自動で記録してくれる機能のことで、いちど記録しておくと、あとで何度でもおなじ操作をカンタンに呼び出すことができます。
「ドロップレット(droplet)」は、ドキュメントファイルをそのアイコンへドラッグ&ドロップすると処理が実行されるアプリケーションの総称です。処理したいファイル群(複数可)をドラッグ&ドロップすると、すべてのファイルに対して同じ処理を行うことができます。Windowsだとあまり見かける機会は少ないですが、DTP業界では日常的に使われているやり方ですね。直感的で分かりやすい利点があるかと思います。
PhotoShop CS2では、このドロップレットを作成する機能が備えられています。
■1.まずは処理したい一連の操作をアクションに記録。
適当なファイルを開いてor新規ドキュメント作成をして、ひととおりの編集操作が実行できる状態にします。
「アクション」ウインドウで、アクションの新規作成をすると、新しいアクションが「記録開始」状態になります。
↓「アクション」ウインドウで、アクションの新規作成。

↓アクション新規作成ウインドウ。そのまま「記録」。

↓するとあたらしいアクションが「記録状態」に。

ここから、繰り返し行いたい一連の操作を、順に行います。
操作をするたびに、「アクション」ウインドウに1行ずつ増えていきます。
今回は「色彩・彩度の変更」操作を登録してみました。
↓操作が記録されていきます。終えるときは「記録停止」。

記録したい操作がおわったら、「停止」ボタンで記録を終了します。
いちど記録した内容は、この状態で削除や順番入れ替えが可能です。必要に応じて記録内容が修正できます。
■2.ドロップレットを作成
メニューの「ファイル」→「自動処理」→「ドロップレットを作成」にて、ドロップレット作成ウインドウを開きます。
↓ドロップレット作成ウインドウ。

保存するドロップレットのファイル名を指定します。
アクションには、さきほど記録したアクション名を。
「サブフォルダをすべて含める」にすると、ドロップする対象が子フォルダや孫フォルダを含んでいてもOKになります。
「実行後」は、いくつか選択肢がありますが、「保存して閉じる」にすると、処理をしたあとに各ファイルを上書き保存するようになります。
そして「OK」ボタンを押すと、このようなexeファイルが作られます。これがドロップレット本体になります。

■3.処理したいファイル群をドラッグ&ドロップ!
さて、これでようやく準備が整いました。
初期ほど記録した一連の操作を行いたい対象ファイル(複数可、フォルダごとでも可)を、ドロップレットアイコンの上のドロップします。
↓処理したいファイル(群)を、ドロップレットのうえへドラッグ&ドロップ!

すると、PhotoShop上でものすごい勢いで処理が実行されます。
処理したファイルは上書き保存されるので(上記の設定の場合)、あらかじめコピーをとっておくことを推奨。
今回はこの方法にて、150ファイルほどの処理が、2-3分で実行できました。
っとまあ、説明だけだとなんだかめんどくさそう感が満載ですが、やってみるとカンタンです。
大量画像処理の機会があれば、ぜひチャレンジしてみてくださいー。







