『シゴタノ! - 仕事を楽しくする研究日誌』でおなじみの大橋さんの記事です。
いろいろ試しているものの、結局どれも使いこなせずにいて、消化不良を起こしているような気がしています。
記事の最後に大橋さんは、
「ふと脳裏によぎったのは『持たない暮らし』という本でした。」
とまとめていらっしゃいました。
この記事を読んでいくつかの切り口から思ったことはいくつかありましたが、
まず私の脳裏にふとよぎったのは、カラスのお話です。
カラスはもともと、黒くなんかありませんでした。 ただ、カラスは美しい色を見つけては、 自分の羽をその色に染めてばかりました。 そうやって自分の羽を染め重ねていった結果、 ついにカラスは真っ黒になってしまいました。
というお話。
似たようなお話はいくつかあるみたいです。
さて、ウェブがなかった頃、黎明期だった頃。
実はその頃はその頃なりに便利なモノ、楽しそうなコトに囲まれていた気がします。
(今と比較したら対して便利でも楽しそうでもないことかもしれませんが)
ただし、モノにもコトにも制約が付いてまわりました。
だから私たちは、限られた条件の下で、取捨選択をして、
限られた数のモノやコトを手にしていました。
今ではそんなモノやコトの一部(あるいは多く)は、
ウェブの進化によって金銭的/時間的/空間的などの制約を意識をせず、
いくらでも自由に使えるようになりました。
この今の環境って、自分の羽を染めまくっていたカラスの環境にちょっと似ている気がしたんです。
美しい色を見つけては(便利そうなツールを見つけては)、染める(ついつい手を出してしまう)。
自分は残念ながら良い染め手ではありません。
油断していたらカラスと同じ轍を踏んでしまいかねません。
自分の今の色を活かすための色の組み合わせ、
あるいは自分の今の色がより映える補助色の選択。
これからは自分という制約、意識してみたいと思います。

