改めて意識する、多角的な視点と思考。
ちょっと古い話題になってしまいますが、船場吉兆の料理使いまわしに関する記事です。
1).(高級)料亭の常連客は(庶民の敵である)特権階級である
2).特権階級が料亭を利用する目的は密談や接待である
元記事の著者は、上記2点から「食事が主目的でもない特権階級に残飯が出されることに何の問題があるのか」という見方を示されています。
「特権階級は庶民の敵なのか」「庶民の敵へなら残飯を出して良いのか」といった論点はここでは横に置いておくとして、世間が一般的な常識に即して「食べ残しを他の客に出すなんて言語道断だ!」と騒いでいる中で、「別の視点から考えるとこうだよね」と提示する/提示できるというのは、素晴らしいことですよね。見習いたいものです。
ビジネスにおける問題解決でも、様々な角度・軸から思考を進めていくことが重要なのは周知の通りです。実際、例えば販売戦略や経営課題については、4Pや3Cなどといったフレームワークを用いるなどして、普段から思考されていることと思います。
と、書いておきながら、私自身はそのような複数軸での思考がまだまだ足りないと感じています。まさしく、「言うは易し、行うは難し」ですね。今回の船場吉兆の料理使いまわし問題に対して「何の問題があるのか」という見解がある(できる)ことを受けて、改めてそう思いました。考え方の幅が広がれば、仕事の精度はもちろん、このように世の中に対する視野が広がって、新たな発見も期待できそうですよね。
例えば電車の中吊り広告で、例えば飲み会の席での痴話話で。業務とは関係ない話題についても、意識して多角的に思考することを忘れないようにしたいと思います。

