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モバゲータウンでモバゴールドの購入が(実質)可能に。

なんか、昨日からモバゲータウンでモバゴールドのリアルマネーでの購入が実質的に可能になったようです。

ケータイゲーム&SNS 「モバゲータウン」 プレミアムアバターの販売を開始(DeNAプレスリリース)
モバゲータウン、アバターをWebMoneyで販売(ITmedia)

表面的には「プレミアムアバターを販売します!」なんですが、実態としては「リアルマネーでモバゴールを買えるようにします!」ですね。

というのは、プレミアムアバター購入の「オマケ」でついてくるモバゴールドの付与率が非常に高くなっており、500円分のプレミアムアバターを買うと、600G(1月16日以降は500G)のモバゴールドが付与されるようになっているため。

この「プレミアムアバター」はエメラルドやダイアモンドのようなアクセサリー類で、アバターに装着することも出来るんですが、実際にはこれが第一の目的で使われることは少ないでしょうね。

どう見てもモバゴールドをお金で購入することができるようにすることが主目的の機能追加です。


モバゴールドの購入(まどろっこしいのでこう言い切ってしまいますが)は、Webmoneyの購入で行います。

Webmoneyってのは、よくオンラインゲームの課金などで使われる電子マネーです。

Webmoneyを購入すると、購入者に16桁の番号が発行され、これを利用するサイトで入力することにより商品やサービスを購入することができます。
Webmoney自体の購入はコンビニでカードを買う他、オンラインでカードや銀行振込でも購入することが出来ます。

モバゲーのユーザー層がオンライン決済を使うとはあまり思えないので、ほとんどはコンビニで購入されることになるんじゃないかと思います。


この仕組みの導入により、モバゲータウンの収益力はさらに向上することになります。

先行して同じビジネスモデルを展開しているハンゲームと比較すると、収益の多くをハンコインの販売で稼ぐハンゲームは、会員数1700万人。売上が2005年3月期で53.5億円です。
ハンコイン販売以外の売上を適当に割り引いて、仮に1会員あたりの年間売上を200円として、これを会員数200万人のモバゲータウンに適用すると、売上は年間4億円になります。

モバゲータウンの会員数はまだまだ伸びており、ユーザー間でのモバゴールドの品薄?感も高いので、来年1年を通算するとモバゴールド販売だけで5億円以上の売上になるかもしれません。

相変わらずエグい稼ぎっぷりです。(まだどうなるかわかんないけど)

モバゴールドの購入は、Webmoneyの購入というユーザーには馴染みのない方法で行われるため、どれだけの購入があるか不安な面もあります。
しかし、これがもしうまくいくようであれば、キャリア課金以外での携帯コンテンツの課金方法が一気に普及することになり、今後の勝手サイトのビジネスモデルにも大きな影響を与えることになります。

そういう意味で、これはかなり注目すべき機能増強であると言えます。


それにしても、なぜ運営者のDeNAは「モバゴールドの購入」ではなく、「プレミアムアバターの購入+モバゴールドのオマケつき」という間接的な打ち出し方をしてきたのか。

オマケをつけるにしても、本来は「モバゴールドを購入するとオマケでアバターが付いてきます」とするのがストレートなやり方です。

そういう打ち出し方をしなかったのは恐らく、
ユーザーがお金を使い込んで事件を起こしたり親に発覚しちゃったりして社会問題化したときのために、予防線として間接的な打ち出し方にしておいた……
あたりが理由だと思います。

それを言うと、アイテム購入型のオンラインゲームに、ラブandベリーや遊戯王、ムシキングなどのトレーディングカードも同じような事情を抱えることになるのですが、前者はユーザーの年齢層が高いため問題にならず、後者は「カード」という現物が介在しているためやはり問題になりにくい、ということなのでしょうか。

あるいは、むしろシンプルに営業上の理由で、モバゴールドでは購入できない「プレミアムアバターの販売」としたほうがより高い購入率が見込める、ということなのかもしれませんが、どうなんだろうか。

アメリカでは仮想資産に課税するなんて話もあるそうですが、さすがにそれとは関係ないよなあ。

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株式会社マイネット・ジャパン

プロフィール

    橋詰 大造
    (株)マイネット・ジャパン取締役
    (株)ディー・エヌ・エーで携帯ショッピングモール『ポケットビッダーズ』の運営とモバイル関連事業の立ち上げに携わる。
    2006年7月、(株)マイネット・ジャパンに立ち上げメンバーとして参画。

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